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ラング世界童話全集(ラング童話集)

◆目次
Andrew Lang's colored fairy books(英語版)
ラング世界童話全集(日本語版)
「ラング世界童話全集」について(解説)


◇参考ページ
世界の民話について
イギリスの民話について
グリム童話について(ドイツ)
ペロー童話について(フランス)
日本の民話について
ロシアの民話について
ノルウェーの民話について
イタリアの民話について
スペインの民話について
ハンガリーの民話について
中国の民話について
 

Andrew Lang's colored fairy books

(1)Blue Fairy Book, The 38 stories [1889]
(2)Red Fairy Book, The 37 stories [1889]
(3)Green Fairy Book, The 42 stories [1892]
(4)Yellow Fairy Book, The 48 stories [1894]
(5)Pink Fairy Book, The 41 stories [1897]
(6)Grey Fairy Book, The 35 stories [1900]
(7)Violet Fairy Book, The 35 stories [1901]
(8)Crimson Fairy Book, The 36 stories [1903]
(9)Brown Fairy Book, The 32 stories [1904]
(10)Orange Fairy Book, The 33 stories [1906]
(11)Olive Fairy Book, The 29 stories [1907]
(12)Lilac Fairy Book, The 33 stories [1910]

全12巻/合計439話
英語原文目次 (NEW 2009/11/04)

日本語版 ラング童話全集

東京創元社版(新訳)

〈アンドルー・ラング世界童話集〉 (NEW 2009/11/04)
西村醇子:監修
2008年1月〜2009年9月出版。全12巻完結。全266話。
第1巻あおいろの童話集
第2巻あかいろの童話集
第3巻みどりいろの童話集
第4巻きいろの童話集
第5巻ももいろの童話集
第6巻はいいろの童話集
第7巻むらさきいろの童話集
第8巻べにいろの童話集
第9巻ちゃいろの童話集
第10巻だいだいいろの童話集
第11巻くさいろの童話集
第12巻ふじいろの童話集
アンドルー・ラング世界童話集(東京創元社版新訳)目次

偕成社文庫版(改訂版)

2008年〜2009年出版。全12巻。全165話(NEW 2009/05/07)
1977年〜1978年出版の旧版の文章の一部を改訂、あらたなさし絵を付ける。
(1)みどりいろの童話集
(2)ばらいろの童話集
(3)そらいろの童話集
(4)きいろの童話集
(5)くさいろの童話集
(6)ちゃいろの童話集
(7)ねずみいろの童話集
(8)あかいろの童話集
(9)みずいろの童話集
(10)むらさきいろの童話集
(11)さくらいろの童話集
(12)くじゃくいろの童話集
偕成社文庫版(改訂版)目次


※以下のシリーズは絶版

偕成社文庫版

1977年〜1978年出版。全12巻。165話収録。絶版。
(1)みどりいろの童話集
(2)ばらいろの童話集
(3)そらいろの童話集
(4)きいろの童話集
(5)くさいろの童話集
(6)ちゃいろの童話集
(7)ねずみいろの童話集
(8)あかいろの童話集
(9)みずいろの童話集
(10)むらさきいろの童話集
(11)さくらいろの童話集
(12)くじゃくいろの童話集
偕成社文庫版目次

ポプラ社版

1963年出版。全15巻。197話収録。
(1)そらいろの童話集
(2)あかいろの童話集
(3)みどりいろの童話集
(4)ねずみいろの童話集
(5)きいろの童話集
(6)ばらいろの童話集
(7)すみれいろの童話集
(8)あかねいろの童話集
(9)とびいろの童話集
(10)くさいろの童話集
(11)みかんいろの童話集
(12)こはくいろの童話集
(13)ふじいろの童話集
(14)きんいろの童話集
(15)ぎんいろの童話集
ポプラ社版目次

東京創元社版

1958年〜1959年出版。全13巻。169話収録。
(1)みどりいろの童話集
(2)ばらいろの童話集
(3)そらいろの童話集
(4)きいろの童話集
(5)くさいろの童話集
(6)ちゃいろの童話集
(7)ねずみいろの童話集
(8)あかいろの童話集
(9)みずいろの童話集
(10)むらさきいろの童話集
(11)さくらいろの童話集
(12)くじゃくいろの童話集
(別巻)アラビアン・ナイト
東京創元社版目次

「ラング童話全集」について

アンドルー・ラングが編纂し、100年ほど前にイギリスで出版された世界各国のおとぎばなし(fairy-tale)・民話・昔話・童話の再話集です。
1889年に出版された"The Blue Fairy Book"に始まり、1910年の"The Lilac Fairy Book"まで12冊出版されました。
本のタイトルに色の名前が付くことから色別の童話集とも呼ばれます。
ドイツのグリム、フランスのペロー、北欧神話などから民話・童話を子供向けに選りすぐり、アンドルーの妻レオノーラ等により再話されました。

■大正10年(1921)
 
「美しい乙女と怪しい獣」(ラング)矢口達
家庭読物刊行会(「世界童話名作集」30内)
■大正14年(1925)
 
 
 
「ラング童話集」(ラング)飯田敏雄
早大出版部(「隠れ黄金」「プリジオ王子」「リカルド王子」を収録)
「世界童話 リカルド王子」(ラング)桃井津根雄
紅玉堂書店(「子供のすきな読物叢書」6)
(清水真砂子・八木田宜子:編「英米児童文学年表・翻訳年表」研究社/1972.01)
「リカルド王子」はラングのオリジナルの童話です。色別童話集の紹介は大正10年のようです。


1958年(昭和33年)〜1959年、川端康成の校閲の元、野上彰の手により訳され、東京創元社より出版されました。日本独自の編集による全12巻と別巻のアラビアンナイトの計13巻、合計169話。

1963年にポプラ社より全15巻に編集しなおして出版されました。東京創元社版に28話追加して合計197話です。

1977年〜1978年にかけて偕成社文庫で全12巻、合計165話が再出版されました。東京創元社版を基にしていますが、別巻のアラビアンナイトは含まれていません。

2008年より(改訂版)偕成社文庫で全12巻予定で刊行中。収録話は同じで、野上彰氏の著作権継承者の協力で旧版の差別的表現などをあらため、あたらしい絵をつける。

2008年1月より、東京創元社より新訳『アンドルー・ラング世界童話集』が刊行開始しました。現在刊行中。全12巻で2009年末に完結予定。

偕成社版も東京創元社版も英語版とは収録内容が違いますので、このサイトでおいおい比較していきます。
ラングの死後50年以上経っているので英語版は版権が切れているらしく、グーテンベルグ・プロジェクト等でテキストが公開されています。

Andrew Lang [1844-1912]

アンドルー・ラング(アンドリュー・ラング)。
英国の古典学者、詩人、民俗学者。
1844年スコットランド生まれ。
ホメロスの「イーリアス」「オデュッセイア」の英訳、古代フランスの詩の研究、神話・伝説・民話の研究などでも有名。
オリジナルの童話としては「プリジオ王子」1889(Prince Prigio)、「リカード王子」1893(Prince Ricardo of Pantouflia)、「妖精の宮廷の話」1906(Tales of a Fairy Cout)などがあります。

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[2008/03/06]
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