電子キーボード・デジタルキーボード@本格おもちゃ楽器玩具
電子キーボード(デジタル・キーボード)
「キーボード」はポピュラー音楽で「鍵盤楽器」の総称。 
英語の「Keyboard Instrument(キーボード・インストルメント)」の略。 
パソコンのキーボードと区別するため「電子キーボード」「デジタル・キーボード」などと呼ぶ。 
音源部に電子回路を用い、ピアノ型の白鍵(7鍵)と黒鍵(5鍵)、合計12鍵の鍵盤で1オクターブ(ドレミファソラシ)を構成する。PCM音源が主流。 
本物のピアノ(生ピアノ/アコースティック・ピアノ)は88鍵(7オクターブ半/A0からC8)の鍵盤を持つ。これは人間の可聴音域をいっぱいで、ほとんどの楽器の音域をカバーする。 
 
電子キーボードでは88鍵より少ない鍵盤も多い。 
また生ピアノの鍵盤より軽いタッチ、小型の鍵盤(ミニ・キーボード)のものもある。 
ピアノ以外の楽器の音色を出したり、自動演奏、演奏の録音など付属機能が多い。 
 
「シンセサイザー(Synthesizer)」は鍵盤楽器に限定せず、電子楽器全般をさす。 
 
電子ピアノ
「電子ピアノ」(「デジタル・ピアノ」「エレクトロニック・ピアノ」)は、電子キーボードの中でもとくに生ピアノ(アコースティック・ピアノ)に近い音質、キータッチを再現した楽器。生ピアノと同じ88鍵が主流。 
 
電子キーボードを選ぶときの基準
▽鍵盤の数 
88鍵(7オクターブ半)から12鍵(1オクターブ)まである。 
鍵盤の数が多いと楽器の幅が広くとられるので置き場所が限られる。 
鍵盤の数が少ないと、弾く音が足りなくなる。弾きたい曲がどのくらいの音域を使うか。 
 
▽鍵盤の大きさ 
生ピアノと同じ大きさか、それより小さいか。 
通常の生ピアノの白鍵の幅は23mm、黒鍵は11mm。長さはメーカーによって異なる。 
ピアノの代わりに練習する場合、生ピアノと同じ幅に慣れたほうが良い。 
しかし生ピアノと同じ大きさだと、手の小さい人や子どもの手には大きすぎて疲れやすい。楽器の置き場所をとる。 
 
▽最大同時発音数(和音) 
鍵盤を押さえたときに同時に出せる音が少ないと、和音が出せないので注意。 
 
▽タッチレスポンス 
鍵盤を弾く強さに応じて、音に強弱がつけられる機能。 
安物のおもちゃではほぼ対応していない。 
タッチレスポンスに対応していない楽器では、鍵盤を弾く強さに関係なく同じ音が鳴り、曲の表現が単調になる。 
本格的な電子ピアノでは生ピアノに近いように鍵盤が重くなっている。安物や子ども向けの電子キーボードは軽いので感触が異なる。 
 
▽出力機能(入出力端子) 
ヘッドホン出力があると、ヘッドフォンやイヤホンを接続して夜間に音を気にせず演奏できる。 
MIDI機能(MIDIケーブル専用またはUSB接続)でパソコンと接続できるとMIDI入力キーボードの代わりになる。 
 
▽電源 
家庭用AC電源が付属か別売りか。 
乾電池は持ち運びに便利だが、電力の消耗が早い。 
 
 
電子キーボード・デジタルキーボードのメーカー
■カシオ計算機(CASIO) 
日本の情報機器メーカー。 
◆ミニキーボード〈カシオ計算機〉 
お子様の小さな手にぴったりの、ミニサイズ鍵盤キーボードのラインアップ。 
◆光ナビゲーションキーボード〈カシオ計算機〉 
鍵盤自体が光って弾くべき鍵盤を教えてくれます。 
◆ベーシックキーボード〈カシオ計算機〉 
ピアノ状鍵盤の標準タイプ電子キーボード。 
◆ハイグレードキーボード〈カシオ計算機〉 
ピアノ状鍵盤の高品位電子キーボード。 
◆電子キーボード付属品〈カシオ計算機〉 
キーボードスタンド(台)、電源アダプター(ACアダプタ)などのオプション。 
 
■ヤマハ(YAMAHA) 
日本の楽器メーカー。 
◆ポータトーン〈ヤマハ〉 
ピアノ状鍵盤の標準タイプ電子キーボード。 
◆ポータブルランド〈ヤマハ〉 
高品質電子キーボード。 
◆電子キーボード付属品〈ヤマハ〉 
キーボードスタンド(台)、電源アダプター(ACアダプタ)、フットペダルなどのオプション。 
 
■キッズキーボード〈ローヤル〉 
日本のおもちゃメーカー。就学前の小さなお子様向けのカラフルなおもちゃ楽器。 
 
 
 
 
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