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ペイントの楽しい使い方〜画像編集の基礎基本007c

移動・複写・貼り付け・切り抜き（ペイントの選択範囲でできる作業2）

《選択範囲でできる編集作業》
削除（選択範囲のクリア）／トリミング／移動／複写（コピーと貼り付け）／切り抜き／
変形（サイズ変更・傾斜／反転と回転／色の反転）

→ペイントの選択範囲について

■移動

◆移動その１＞

選択範囲の上にマウスカーソルを移動し、上下左右に矢印が出ているマウスカーソルをドラッグして、好きな位置に移動します。
範囲指定中（水色の点線の四角が見える状態）の間は自由に移動できます。
移動した跡の選択範囲は、背景色で塗りつぶされます。

範囲指定を終了すると確定します。

◆移動その２（〔Ctrl〕キー）＞

(1) コピーする範囲を選択します。

(2) 〔Ctrl〕キーを押したまま十字矢印カーソルを移動させると選択範囲を移動できます。
　　選択範囲の跡の画像はそのままです。

◆移動その３（〔Shift〕キー）＞

(1) コピーする範囲を選択します。
(2) 〔Shift〕キーを押したままカーソルを移動させます。
(3) コピーする画像の一部が移動する跡に残ります。

ウィンドウズにおいて「コピー（複写）」とは、データの一部を複写してコンピュータ内の「クリップボード」という保存領域に転送する操作をさします。複写した元のデータに変化はありません。
クリップボードに保管したデータを指定した場所に出現させる動作を「ペースト（貼り付け）」と呼びます。
コピーとペーストを連続して行い、データの複製を作る一連の操作を「コピー＆ペースト（コピペ）」と呼びます。
別のデータをコピーすると、クリップボードに保管された前のデータは消去されます。

(1) コピーする範囲を選択します。
(2) 範囲をクリップボードにコピーします。
　　▼〔メニューバー〕−〔編集〕−〔コピー〕。
　　▼ショートカットキー：〔Ctrl〕＋〔C〕。
　　選択した元の画像はそのままです。

(3) クリップボードのデータを貼り付けます（ペースト）。
　　▼〔メニューバー〕−〔編集〕−〔貼り付け〕。
　　▼ショートカットキー：〔Ctrl〕＋〔V〕。
　　キャンバスの左上にコピーしたデータが貼り付けられますので、好きな位置に移動させます。

範囲指定を終了すると確定します。

■切り取り

ウィンドウズにおいて「切り取り」とは、一部のデータを削除し、それをコンピュータ内の「クリップボード」という保存領域に転送する操作をさします。
切り取りしたデータは「コピー」したデータと同じように貼り付け（ペースト）できます。

(1) 切り取りする範囲を選択します。
(2) 切り取りします。
　　▼〔メニューバー〕−〔編集〕−〔切り取り〕。
　　▼ショートカットキー：〔Ctrl〕＋〔X〕。
　　選択範囲のデータをクリップボードに送り、選択した元の画像の選択範囲が削除されます（背景色で塗りつぶされます）。

(3) クリップボードのデータを貼り付けます（ペースト）。
　　▼〔メニューバー〕−〔編集〕−〔貼り付け〕。
　　▼ショートカットキー：〔Ctrl〕＋〔V〕。
　　キャンバスの左上にコピーしたデータが貼り付けられますので、好きな位置に移動させます。

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