基本２応用／三つ割り（円の三等分）

〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本002b〕

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基本２応用／三つ割り

「三つ割り（みつわり）」は、正三角形の描き方を応用して、円の中心を３等分する方法です。
１つの角は１２０度（３６０度の３分の１）になります。
「三つ巴」「三菱」「片喰（かたばみ）」「三つ柏」など多くの家紋の基礎になります。
ペイントでの「三つ割り」の割り出し方／フォトショップエレメンツ5での「三つ割」の描き方

ペイントでの「正三角形」の描き方／フォトショップエレメンツ5での「正三角形」の描き方

■■ペイントでの「三つ割り」の割り出し方

(1) 「基本１」で作った「基準の丸」のファイルをコピーして「sankaku01.gif」とファイル名をつける。
(2) コピーしたファイル「sankaku01.gif」を開く。
(3) 画像の上半分を〔ツールボックス〕−〔選択ツール〕で範囲指定する。

(4) 選択範囲のオプションを「透明な背景」にし、〔Ctrl〕キーを押したまま選択範囲を下までドラッグして複写移動させる。

(5) 〔ツールボックス〕−〔直線ツール〕を使い、中心点から正円と半円の交点（２ヶ所）と正円の一番上の３点を結ぶ３本の直線を描く。

■■フォトショップエレメンツ5での「三つ割り」の割り出し方

〔その１〕ペイントでの「三つ割り」の割り出し方の応用。
(1) 「基本１」で作った「基準の丸」のファイルをコピーして「3wari01.psd」とファイル名をつける。
(2) コピーしたファイル「3wari01.psd」を開く。
(3) レイヤー「基準線」を複製。レイヤーの描画モードを「乗算」に設定。
(4) レイヤー「基準線コピー」の下半分を〔ツールボックス〕−〔長方形選択ツール〕で範囲指定する。
(5) 〔メニューバー〕−〔イメージ〕−〔回転〕−〔選択範囲を上下に反転〕で下半分に半円が重なる。

(6) 〔ツールボックス〕−〔ラインツール〕を使い、中心点から正円と半円の交点（２ヶ所）と正円の一番上の３点を結ぶ３本の直線を描く。

〔完成画像〕

〔その２〕レイヤーで角度の違う直線を引きます。正円を６分割する直線が引けます。
(1) 〔メニューバー〕−〔ファイル〕−〔新規〕−〔白紙ファイル〕で「160×160ピクセル」のファイルを作る。
(2) 「描画色：水色」に設定。〔ツールボックス〕−〔楕円形ツール〕を使い、〔Shift〕キーを押したままドラッグして正円を描く。

(3) 〔メニューバー〕−〔フィルタ〕−〔表現手法〕−〔輪郭検出〕で正円の輪郭線を描く（「ラスタライズする」でOKする）。

(4) 「描画色：黄緑」に設定。〔ツールボックス〕−〔ラインツール〕を使い、〔Shift〕キーを押したままドラッグして左右の中央に直線を引く。

(5) 直線のレイヤーをコピー。コピーしたレイヤーで、〔メニューバー〕−〔イメージ〕−〔回転〕−〔レイヤーを自由に回転〕を選択。オプションバーで「120°」に設定し角度を変える。
(6) 斜め線のレイヤーをコピー。コピーしたレイヤーで、〔メニューバー〕−〔イメージ〕−〔回転〕−〔レイヤーを左右に反転〕を選択。

〔完成画像〕

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