メールマガジン「彩識風信」バックナンバー〈040〉

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               『彩識風信』 第40号《飴色》
 ……………………………………………………………2003/08/05発行………
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◆飴色(あめいろ)
 ◇ 色見本 ◇
 マンセル:10YR 6.5/6
    RGB値:#C09658
     CMYK:C0 M25 Y60 K0
 ◇やわらかい赤みの黄。濃いオレンジ色。または半透明な黄褐色。
  水飴のような透きとおった黄色。カラメル色。

  水飴は米やとうもろこしや芋で作った澱粉(でんぷん)を
  麦芽酵素で糖化させた、粘着質の甘味食品です。

             ◆ ◇ ◆

《飴色の牛》

「黄牛」と書いて「あめうし・あめうじ」と読みました。
日本では古くから毛が飴色(暗黄色)の牛は上等とされました。

             ◆ ◇ ◆

《飴色の家具》

艶出しや本体の保護のためニス(樹脂などを溶剤にとかした透明塗料)を
塗った木製家具は、使い込むほどに黄褐色の透明な艶が出ます。
とくにドアや船の舵輪のように、日常的に手で触る骨董品(アンティーク)は
新しい製品にはない落ち着いたいい色になります。

◆ごあいさつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

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             ◆ ◇ ◆

 当マガジンよりお知らせがあります。

 来週8月12日のマガジンの発行はお休みします。
 次回は8月19日発行予定です。

             ◆ ◇ ◆

 当マガジンは、1周年を迎える10月をめどに廃刊します。
 廃刊の理由は、季節を一回りして、書きたいことを書き尽くしそうなので、
 ネタ切れになる前に区切りをつけたいためです。

 このマガジンの廃刊と入れ替わりで、
 9月ごろに新しいマガジンを創刊する予定です。
 和服の用語について解説するマガジンで、
 日本の流行色についても取り上げるつもりです。
 もし興味があれば読んでみてください。

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[2003/12/01]
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