澁澤龍彦著作リスト（河出文庫）

出版社：河出書房新社

【澁澤龍彦コレクション】

01　東西不思議物語
02　世界悪女物語
03　異端の肖像
04　幻想博物誌
05　黒魔術の手帖
06　毒薬の手帖
07　秘密結社の手帖
08　妖人奇人館
09　夢の宇宙誌
10　胡桃の中の世界
11　思考の紋章学
12　黄金時代
13　幻想の肖像
14　ヨーロッパの乳房

15　神聖受胎
16　スクリーンの夢魔
17　幻想の彼方へ
18　ドラコニア奇譚集
19　華やかな食物誌
20　女のエピソード
21　エロスの解剖
22　記憶の遠近法
23　唐草物語
24　私のプリニウス
25　世界幻想名作集
26　狐のだんぶくろ
28　ねむり姫
29　暗黒のメルヘン

30　洞窟の偶像
34　夢のかたち〈言葉の標本函〉
35　オブジェを求めて〈言葉の標本函〉
36　天使から怪物まで〈言葉の標本函〉
37　悪魔の中世
38　城　〜夢想と現実のモニュメント
39　幻想の画廊から
43　夢のある部屋
44　澁澤龍彦初期小説集
45　血と薔薇コレクション１ (NEW 08/29)
46　血と薔薇コレクション２ (NEW 08/29)
47　血と薔薇コレクション３ (NEW 08/29)
48　太陽王と月の王
49　幸福は永遠に女だけのものだ

澁澤龍彦コレクション

『東西不思議物語』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-01　／　 [発行日] 1982/06/04

日本およびヨーロッパの奇怪な話（超常現象・神秘体験）４９編を集めたエッセイ。
連載：毎日新聞・日曜版（昭和50年12月から１年間・全48回）／単行本：昭和52年・毎日新聞社刊行
カバー装画・本文挿絵：藤本蒼猪

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『世界悪女物語』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-02　／　 [発行日] 1982/12/04

主にヨーロッパの歴史上名高い悪女１２人の生涯を描いたエッセイ。
ルクレチア・ボルジア、エルゼベエト・バートリ、ブランヴィリエ侯爵夫人etc..
単行本：昭和39年・桃源社刊行

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『異端の肖像』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-03　／　 [発行日] 1983/06/04

ヨーロッパの狂王、革命家、殺戮者などを紹介する、異彩を放つ人物評伝７本。
初出誌：「文藝」昭和41年1月号〜11月号（隔月連載・全6回）／単行本：1967年・桃源社刊行。

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『幻想博物誌』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-04　／　 [発行日] 1983/10/04

西洋の神話伝説上の怪獣や、民間伝承の不思議な生き物について自在に書き散らしたエッセイ。
初出誌：「野生時代」昭和５０年１月号〜昭和５１年１２月号（全２４回）／単行本：1978年・角川書店刊行。

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『黒魔術の手帖』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-05　／　 [発行日] 1983/12/03

著者がオカルティズムの領域に近づきだした初心者の頃のエッセイ。悪魔学、サバト、黒ミサ、錬金術、タロットカードなど、西洋の黒魔術について日本で紹介した先駆け的書物。「青ひげ」のモデルといわれる幼児殺戮者ジル・ド・レエ侯について紙幅を多く割いている。
初出誌：「宝石」（宝石社発行の推理小説専門誌）昭和35年8月号〜昭和36年10月号（全１５回）／単行本：1961年・桃源社刊行。

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『毒薬の手帖』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-06　／　 [発行日] 1984/02/04

古代ギリシアから現代までの毒薬の文化史。毒殺事件、毒薬使いの犯罪者、科学者や医者の研究など、エピソードを中心にしたエッセイ。
初出誌：「宝石」（宝石社発行の推理小説専門誌）昭和37年1月号〜12月号／単行本：1963年・桃源社刊行。

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『秘密結社の手帖』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-07　／　 [発行日] 1984/04/04

秘密結社についての研究書の日本における先駆け。薔薇十字団、フリーメーソン、グノーシス派などヨーロッパの組織からアジア、イスラムなど世界各地の秘密結社について語っています。ただし日本の秘密結社についてはほとんど触れていません。
初出誌：「EQMM」（早川書房）昭和40年1月号〜11月号／単行本：1966年・早川書房（ハヤカワ・ライブラリ）刊行／1973年・桃源社版単行本刊行。

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『妖人奇人館』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-08　／　 [発行日] 1984/08/04

占星術師、錬金術師、詐欺師、殺し屋、魔術師などいかがわしい生業の男たちの生涯を、軽妙な語り口で紹介する人物エッセイ集。シュヴァリエ・デオン、切り裂きジャック、ノストラダムス、カリオストロ、パラケルスス、サン・ジェルマン伯爵など。
初出誌：季刊誌「別冊小説現代」（講談社）昭和41年〜昭和44年／単行本：1971年・桃源社刊行。

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『夢の宇宙誌（コスモグラフィア　ファンタスティカ）』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-09　／　 [発行日] 1984/10/04

著者1960年代の代表作。稲垣足穂に捧ぐ。
人間の変身願望、イメージの形態学などに言及するエッセイ。
玩具について／天使について／アンドロギュヌスについて／世界の終わりについて
初出誌：「白夜評論」（現代思潮社）、「現代詩」（飯塚書店）ほか／単行本：1964年・美術出版社刊行。

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『胡桃の中の世界』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-10　／　 [発行日] 1984/10/04

著者好みの書物から好みのテーマのみを拾い集めたイメージの博物誌。石、螺旋、卵、紋章、時計、庭園といった小さな枠内に凝縮された小宇宙がテーマ。
13編のうち12編は最初「ミクロコスモス譜」と題して雑誌「ユリイカ」昭和48年1月〜49年1月連載。「怪物について」は雑誌「芸術生活」（昭和48年8月）掲載。
初出誌：「ユリイカ」ほか／単行本：1974年・青土社刊行。

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『思考の紋章学』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-11　／　 [発行日] 1985/10/04

日本古典を題材に著者好みのテーマを拾い集め、ヨーロッパや中国までイメージを膨らませたエッセイ。
柳田国男、百鬼夜行図、とりかえばや物語など。
初出誌：雑誌「文藝」昭和50年10月〜51年9月（全12回）／単行本：昭和52年（1977）・河出書房新社刊行。

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『黄金時代』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-12　／　 [発行日] 1986/02/04

ヨーロッパの幻想文学、デカダンス、からくりをテーマとした短いエッセイ17本を集めた本。
昭和43年から46年までに書かれた原稿を収録。
単行本：昭和46年（1971）・薔薇十字社刊行。

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『幻想の肖像』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-13　／　 [発行日] 1986/10/04

ヨーロッパの名画に描かれた女性像についての美術エッセイ。ルネサンス時代を中心に、中世から現代美術までさまざまな時代の婦人像について、絵の見所から時代背景や描かれた人物について思いつくまま語られる。
カラー口絵4ページ
初出誌：「婦人公論」巻頭口絵・昭和45年1月〜47年12月（全36回）／単行本：昭和50年（1975）・大和書房刊行。

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『ヨーロッパの乳房』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-14　／　 [発行日] 1987/10/05

昭和45年、初めてのヨーロッパ旅行の記録。ドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、イタリアに滞在した印象と、その土地の歴史や美術や文学についての31編のエッセイ。
単行本：昭和48年（1973）・立風書房刊行。内容を追加削除のうえ『ビブリオテカ澁澤龍彦V』（白水社）に収録。文庫版は白水社版に基づく。
巻末エッセイ：多田智満子

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『神聖受胎』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-15　／　 [発行日] 1987/11/04

初期エッセイ集。単行本が出版された時期はサド裁判の最中。美術と反社会のラディカルな雰囲気。サド裁判に関する文章もあり。
単行本：1962年・現代思潮社刊行。
巻末解説：巖谷國士

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『スクリーンの夢魔』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-16　／　 [発行日] 1988/02/04

映画評論・エッセイ集。怪奇・恐怖映画多し。

単行本：昭和53年（1978）・潮出版社刊行。内容を追加削除のうえ『ビブリオテカ澁澤龍彦V』（白水社）に収録。文庫版は白水社版に基づく。

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『幻想の彼方へ』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-17　／　 [発行日] 1988/10/04

美術評論集。シュールレアリズム中心。レオノール・フィニー、ハンス・ベルメールなど。
カラー口絵4ページ。ほか図版多数。
初出誌：「みづゑ」昭和43年7月〜12月ほか／単行本：昭和51年（1976）・美術出版社刊行。
巻末エッセイ：巖谷國士

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『ドラコニア奇譚集』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-18　／　 [発行日] 1989/06/02

「ドラコニア」とは澁澤龍彦の領土を意味する著者の造語。著者の偏愛する12のテーマについて筆の趣くままエピソードを紡ぎ出すエッセイ集。
初出誌：「ユリイカ」昭和55年5月〜56年6月（全12回）
単行本：1982年・青土社刊行。1987年『新編ビブリオテカ澁澤龍彦』（白水社）に収録。

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『華やかな食物誌』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-19　／　 [発行日] 1989/09/04

食べ物や美術について書いたエッセイを集めた本。
第一部は季刊誌「男の食の雑誌」連載の「華やかな食物誌」。古代ローマやフランスの宮廷の豪華な食事について。第二部はヨーロッパの美術、段三部は日本の美術、だにょんぶは現代日本の舞踊家や画家や詩人について。
単行本：1984年・大和書房刊行

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『女のエピソード』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-20　／　 [発行日] 1990/02/05

世界や日本の歴史上神話・伝説に出てくる有名な美女たちの生き方を興味深く書きとめたエッセイ。化粧品メーカーのPR誌に連載された若い女性向けの軽やかな文章。
初出誌：資生堂PR誌「花椿」1970年1月〜1971年12月（全24回）
単行本：1972年・桃源社刊行／新装版：1989年・大和書房刊行／文庫版：1984年・ダイワアート刊行

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『エロスの解剖』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-21　／　 [発行日] 1990/07/04

貞操帯、近親相姦、コンプレックスなど性にまつわる豊かに知識を披露するエッセイ集。エロティック図書館。マンドラゴラについて。
初出誌：雑誌「新婦人」1964年1月〜12月ほか
単行本：1965年・桃源社刊行

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『記憶の遠近法』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-22　／　 [発行日] 1991/11/05

第一部は錬金術・西洋文化の博物誌。タロッコ（タロット）、一角獣、サラマンドラ（火蜥蜴）など。
第一部は著者の少年時代の回想。
単行本：1978年・大和書房刊行／新装版：1984年・大和書房刊行

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『唐草物語』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-23　／　 [発行日] 1996/02/02

日本と西洋のいろいろな昔の時代を舞台にした、12篇の幻想短編小説集。泉鏡花賞受賞作品。
鳥と少女／空飛ぶ大納言／火山に死す／女体消滅／三つの髑髏／金色堂異聞／六道の辻／盤上遊戯／閹人あるいは無実のあかし／蜃気楼／遠隔操作／避雷針屋
初出誌：「文藝」1979年1・2月合併号〜1980年1月号（全12回）
単行本：1981年・河出書房新社刊行

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『私のプリニウス』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-24　／　 [発行日] 1996/09/04

古代ローマの博物学者プリニウスが著した自然誌事典『博物誌』から好きなテーマを抜き出して思いつくままに現実と空想の知識を披露するエッセイ。
初出誌：「ユリイカ」1985年1月〜1986年10月（全22回）
単行本：1986年・青土社刊行

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『世界幻想名作集』

[編集] 澁澤龍彦　／　し1-25　／　 [発行日] 1996/10/04

澁澤龍彦が選んだ西欧の幻想文学の短編１０篇を集めたアンソロジー。
それぞれの作品に紀田順一郎の作品解説を付す。
巻末に澁澤龍彦の美術エッセイ「幻想美術の流れ」収録。
モロー、ルドンなどの幻想絵画の図版（カラーあり）も収録。

単行本：1979年・世界文化社刊行、グラフィック版世界の文学　別巻1『世界幻想文学名作集』を再編集。

〔収録作品〕
「ウンディーネ」フーケ／紀田順一郎
「フランケンシュタイン」シェリー夫人／澁澤龍彦
「砂男」ホフマン／種村季弘
「スペードの女王」プーシキン／河野多恵子
「鼻」ゴーゴリ／後藤明生
「黒猫」ポー／田中小実昌
「ジキル博士とハイド氏」スティーヴンソン／大庭みな子
「ヴィルジニーとポール」リラダン／中井英夫
「オノレ・シュブラックの失踪」アポリネール／高橋たか子
「変身」カフカ／種村季弘

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『狐のだんぶくろ』〜わたしの少年時代

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-26　／　 [発行日] 1997/02/04

著者の少年時代の思い出をつづったエッセイ集。昭和初期の裕福な家庭のお坊ちゃんの好きだった物を抜群の記憶力で取り出してみせる。
初出誌：「潮」昭和57年1月〜昭和58年8月連載「のぞき眼鏡」（全20回）＋２編
単行本：1983年・潮出版社刊行

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『ねむり姫』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-28　／　 [発行日] 1998/04/03

昔の日本を舞台にした、6篇の幻想短編小説集。日本史の実在の人物名や事件を扱いながら、地の文に「シンメトリー」「ピックアップ」など現代語が頻出し、現代的視点で物語を分析している。
ねむり姫／狐媚記／ぼろんじ／夢ちがえ／画美人／きらら姫
初出誌：「文藝」1982年5月号〜1983年8月号（全6回）
単行本：1983年・河出書房新社刊行

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『暗黒のメルヘン』

[編集] 澁澤龍彦　／　し1-29　／　 [発行日] 1998/07/03

澁澤龍彦が選んだ日本人作家による幻想文学短編小説１６篇を集めたアンソロジー。
巻末に「編集後記」として澁澤龍彦による作品解説付き。

単行本：1971年・立風書房刊行。

〔収録作品〕
「龍潭譚」種村季弘
「桜の森の満開の下」坂口安吾
「山桜」石川淳
「押絵と旅する男」江戸川乱歩
「瓶詰の地獄」夢野久作
「白蟻」小栗虫太郎
「零人」大坪砂男
「猫の泉」日影丈吉
「深淵」埴谷雄高
「摩天楼」島尾敏雄
「詩人の生涯」安部公房
「仲間」三島由紀夫
「人魚紀聞」椿實
「マドンナの真珠」澁澤龍彦
「恋人同士」倉橋由美子
「ウコンレオラ」山本修雄

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『洞窟の偶像』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-30　／　 [発行日] 1998/10/02

美術・文学に関する評論とエッセイと推薦文。『御伽草子』から『O嬢の物語』まで。
単行本：1977年・青土社刊行

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『夢のかたち〈言葉の標本函〉』

[編者] 澁澤龍彦　／　し1-34　／　 [発行日] 2000/08/04

古今東西の文章から澁澤が蒐集した126の断章のアンソロジー。
ゲスト・エッセイ：多田智満子・中沢新一
単行本：1985年・『澁澤龍彦コレクション１　夢のかたち』河出書房新社刊行

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『オブジェを求めて〈言葉の標本函〉』

[編者] 澁澤龍彦　／　し1-35　／　 [発行日] 2000/09/04

古今東西の文章から澁澤が蒐集した断章のアンソロジー。
ゲスト・エッセイ：楠田枝里子・高橋源一郎
単行本：1985年・『澁澤龍彦コレクション２　オブジェを求めて』河出書房新社刊行

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『天使から怪物まで〈言葉の標本函〉』

[編者] 澁澤龍彦　／　し1-36　／　 [発行日] 2000/10/04

古今東西の文章から澁澤が蒐集した108の断章のアンソロジー。
ゲスト・エッセイ：奥本大三郎
単行本：1985年・『澁澤龍彦コレクション３　天使から怪物まで』河出書房新社刊行

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『悪魔の中世』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-37　／　 [発行日] 2001/06/20

西洋美術史エッセイ。宗教、聖書、悪魔、幻想動物に関する画像を図版を多用して解説。
解説：谷川渥
初出誌：「みづゑ」1961年3月号〜10月号連載（全８回）
単行本：1979年・桃源社刊行

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『城　〜夢想と現実のモニュメント』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-38　／　 [発行日] 2001/10/20

日本の城、西欧の城から墓廟や寺院の塔、監獄など城砦に類する建築物について縦横に書き散らしたエッセイ。
解説：澁澤龍子（澁澤龍彦夫人）
初出誌：「新劇」1977年10月号〜12月号連載（全３回）
単行本：1981年・白水社刊行／1988年・『城＝カステロフィリア』と改題の上、金子國義氏の装丁・装画、澁澤龍子氏の「旅のこと」を付した新装版単行本を白水社より刊行

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『幻想の画廊から』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-39　／　 [発行日] 2001/12/20

美術評論集。モノクロの写真図版多数。幻想画、シュールリアリズム多数。
単行本：1967年・美術出版刊行／単行本新版：1979年・青土社刊行。本書は青土社版に準拠。

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『夢のある部屋』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-43　／　 [発行日] 2004/12/20

1973年・桃源社刊行『夢のある部屋』を中心に、関連するエッセイを編集部が独自に選んで編集した、文庫オリジナルのエッセイ集。
『夢のある部屋』は1969年1月から12月「ミセス」連載。著者お気に入りのオブジェについて。他に著者の暮らした鎌倉の風物、衣裳についてなど。

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『澁澤龍彦初期小説集』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-44　／　 [発行日] 2005/05/20

初期（1950年代から60年代執筆）の短編小説９編を収録した文庫オリジナル。福武文庫『エピクロスの肋骨』の３編、『犬狼都市（キュノポリス）』から３編、ほか３編は『全集3』収録。
【エピクロスの肋骨】撲滅の賦／エピクロスの肋骨／錬金術的コント
【犬狼都市（キュノポリス）】犬狼都市／陽物神譚／マドンナの真珠
【人形塚　他】サド侯爵の幻想／哲学小説・エロティック革命　二十一世紀の架空日記／人形塚
解説：佐藤亜紀

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『血と薔薇コレクション１』

[責任編集] 澁澤龍彦　／　し1-45　／　 [発行日] 2005/10/20

澁澤龍彦責任編集により1968年12月から1969年に発行された、エロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」（天声出版）の創刊号〜第３号を文庫３冊で刊行。
錚々たる文化人によるエッセイ、翻訳小説、写真、イラストなど。
執筆者：三島由紀夫・稲垣足穂・埴生雄高・種村季弘・植草甚一・堀内誠一ほか

単行本は『血と薔薇—全3号復原』白順社 (2003/03) 。
一部、著作権者の意向で掲載されなかった作品や、連載を１巻分にまとめるなど文庫化にあたり再編集あり。
解説：種村季弘／中田耕治／内藤三津子

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『血と薔薇コレクション２』

[責任編集] 澁澤龍彦　／　し1-46　／　 [発行日] 2005/11/20

澁澤龍彦責任編集により1968年12月から1969年に発行された、エロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」（天声出版）の創刊号〜第３号を文庫３冊で刊行。
錚々たる文化人によるエッセイ、翻訳小説、写真、イラストなど。
執筆者：生田耕作・稲垣足穂・種村季弘・松山俊太郎・武智鉄二・立木義浩・堀内誠一ほか

一部、著作権者の意向で掲載されなかった作品や、連載を１巻分にまとめるなど文庫化にあたり再編集あり。
解説：細江英公

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『血と薔薇コレクション３』

[責任編集] 澁澤龍彦　／　し1-47　／　 [発行日] 2005/12/20

澁澤龍彦責任編集により1968年12月から1969年に発行された、エロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」（天声出版）の創刊号〜第３号を文庫３冊で刊行。
錚々たる文化人によるエッセイ、翻訳小説、写真、イラストなど。
執筆者：稲垣足穂・野坂昭如・種村季弘・巖谷國士・松山俊太郎・田村隆一・篠山紀信ほか

一部、著作権者の意向で掲載されなかった作品や、連載を１巻分にまとめるなど文庫化にあたり再編集あり。
解説：巖谷國士

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『太陽王と月の王』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-48　／　 [発行日] 2006/05/20

作者の興味の赴くままに書き散らしたものをまとめたエッセイ集。サド侯爵、ルドヴィヒ二世、北斎漫画、パイプ、古本屋、現代日本。「嘘の真実」は週刊朝日：編集『私の文章修行』（朝日選書）収録。
解説：内藤三津子
単行本：1980年・大和書房刊行

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『幸福は永遠に女だけのものだ』

[著者] 澁澤龍彦　／　し1-49　／　 [発行日] 2006/11/20

初期に書かれたエロティシズムにまつわる２９編の文章を収めたエッセイ集。
解説：平田俊子
単行本：1967年・現代思潮社刊行『ホモ・エロティクス』を改題・再編集。

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