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文庫で読むグリム童話1

『完訳 グリム童話集』全5冊 【岩波文庫 赤413-1〜5】

1929年初版/1956年改訳/1979年改版/267篇(248篇+19篇)
グリム兄弟:著
金田鬼一:訳
KINDER-UND HAUSMARCHEN〈児童および家庭お伽噺(じどうおよびかていおとぎばなし)〉, 1812-1815, 1857

『完訳 グリム童話集』(一)1〜42(KHM1〜KHM37)
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『完訳 グリム童話集』(二)43〜90(KHM38〜KHM81)
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『完訳 グリム童話集』(三)91〜139(KHM82〜KHM124)
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『完訳 グリム童話集』(四)140〜190(KHM125〜KHM170)
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『完訳 グリム童話集』(五)191〜248(KHM171〜KHM225)
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昭和4年(1929年)
1月〜12月刊行
岩波文庫版『全訳グリム童話集』(7冊)
→→『世界童話大系』の改訂版
昭和29年(1954年)
〜昭和31年(1956年)
改訳『グリム童話集』(7冊)
→→改訳時に類話19篇追加
昭和54年(1979年)改版『全訳グリム童話集』(5冊)
昭和56年(1981年)『完訳グリム童話集』(5冊)
→→現在流通している形態になります。

『世界童話大系』(出版社:世界童話大系刊行会)
◆第2巻 /獨逸篇…1924年(大正13年)8月刊行
グリム童話集 第1部,解題(金田鬼一)
◆第23巻/獨逸・西班牙篇…1927年(昭和2年)3月刊行
グリム童話集 第2部(金田鬼一訳)
グリム以後の独逸童話集(藤井昭訳)

『世界童話大系』第2巻〈ドイツ篇1〉、第3巻〈ドイツ篇2〉が復刻版として1989年に名著普及会より出ています。

KHM Kinder - und Housmarchen の略。グリムが編集した最終の第7版(決定版)の番号
1列目は岩波文庫版の番号。KHMのない題名は決定版からはずされた話です。

岩波文庫(一)〈児童および家庭お伽噺〉42編
001 KHM001 蛙の王さま(一名)鉄のハインリヒ
001イ  蛙の王子
002KHM002 猫とねずみとお友だち
003KHM003 マリアの子ども
004KHM004 こわがることをおぼえるために旅に出かけた男の話
005KHM005 狼と七ひきの子やぎ
006KHM006 忠臣ヨハネス
007 夜うぐいすとめくらとかげの話
008KHM007 うまい商売
009KHM008 奇妙な楽人
010 ほうちょうをもった手
011KHM009 十二人兄弟
012KHM010 ならずもの
013KHM011 兄と妹
014KHM012 野ぢしゃ(ラプンツェル)
015KHM013 森のなかの三人一寸ぼうし
016KHM014 糸くり三人おんな
017KHM015 ヘンゼルとグレーテル
018KHM016 三まいの蛇の葉
019KHM017 白へび
020KHM018 わらと炭とそらまめ
021KHM019 漁夫とその妻の話
022KHM020 いさましいちびのしたてやさん
023KHM021 灰かぶり
024KHM022 なぞなぞ
025 子どもたちが屠殺ごっこをした話
026KHM023 はつかねずみと小鳥と腸づめの話
027KHM024 ホレのおばさん
028KHM025 七羽のからす
029KHM026 赤ずきん
030KHM027 ブレーメンのおかかえ楽隊
031 死神とがちょうの番人
032KHM028 唄をうたう骨
033KHM029 黄金の毛が三ぼんはえてる鬼
034KHM030 しらみとのみ
035KHM031 手なしむすめ
036KHM032 ものわかりのいいハンス
037KHM033 三いろの言葉
038 靴はき猫
039KHM034 ちえ者エルゼ
040KHM035 天国へ行ったしたてやさん
041KHM036 おぜんや御飯のしたくと金貨をうむ驢馬とこん棒ふくろからでろ
041イ おぜんと驢馬とこん棒
042KHM037 おやゆびこぞう

岩波文庫(二)〈児童および家庭お伽噺〉48編
043KHM038 おくさま狐の御婚礼
044KHM039 まほうをつかう一寸法師
045KHM040 強盗のおむこさん
046KHM041 コルベスさま
047KHM042 名づけ親さん
047イ へんてこなおよばれ
048KHM043 トゥルーデおばさん
049KHM044 死神の名づけ親(第一話)
049イ 死神の名づけ親(第二話)
050KHM045 おやゆび太郎、修業の旅あるき
051KHM046 まっしろ鳥
051イ 青ひげ
051ロ 人ごろし城
052KHM047 柏槇(びゃくしん)の話
053KHM048 ズルタンじいさん
054KHM049 六羽の白鳥
055KHM050 野ばら姫
056KHM051 めっけ鳥
057KHM052 つぐみのひげの王さま
058KHM053 雪白姫
059KHM054 背嚢と帽子と角ぶえ
059イ ながい鼻
060 ハンスばか
061KHM055 がたがたの竹馬こぞう
062KHM056 恋人ローランド
063KHM057 黄金の鳥
063イ 白はと
064KHM058 犬と雀
064イ たのもしい名づけ親のすずめの話
065KHM059 フリーデルとカーテルリースヒェン
066KHM060 二人兄弟
067KHM061 水のみ百姓
068KHM062 蜂の女王
069KHM063 三枚の鳥のはね
070KHM064 黄金のがちょう
071KHM065 千びき皮
072KHM066 小兎のおよめさん
073KHM067 十二人のかりゅうど
074KHM068 どろぼうの名人とその大先生
075KHM069 ヨリンデとヨリンゲル
076KHM070 三人のしあわせもの
077 人くい鬼
078KHM071 六人男、世界を股にかける
079KHM072 狼と人間
080 梨のこぞうよどうしても落ちない
081KHM073 狼と狐
082KHM074 狐と名付をたのんだ奥さま
083KHM075 狐と猫
084KHM076 なでしこ(第一話)
084イ なでしこ(第二話)
085KHM077 ちえ者のグレーテル
086 さしもの師とろくろ師の話
086イ 木の馬
087KHM078 としよりのお祖父さんと孫
088KHM079 水の魔女
089KHM080 めんどりの死んだ話
090KHM081 のんきぼうず

岩波文庫(三)〈児童および家庭お伽噺〉49編
091KHM082 どうらくハンス
091イ かじやと悪魔
092 三人姉妹
093KHM083 かほうにくるまったハンス
094KHM084 ハンスがおよめをもらう
095KHM085 黄金の子ども
096 雪の花姫
097 ヨハネス王子の話
098 よくきくこうやく
099KHM086 狐とがちょう
100KHM087 貧乏人と金もち
101KHM088 なきながらぴょんぴょん跳ぶひばり
101イ 夏の庭と冬の庭の話
102KHM089 がちょう番のおんな
103KHM090 おおにゅうどうこぞう
104KHM091 地もぐり一寸ぼうし(第一話)
104イ 地もぐり一寸ぼうし(第二話)
105KHM092 黄金の山の王さま
106KHM093 おおがらす
107KHM094 ちえのある百姓娘
108KHM095 ヒルデブラントおじい
109KHM096 三羽の小鳥
110KHM097 命の水
111KHM098 ものしり博士
112KHM099 ガラスびんのなかのばけもの
113KHM100 悪魔のすすだらけな兄弟ぶん
114KHM101 熊の皮をきた男
115KHM102 みそさざいと熊
116KHM103 おいしいおかゆ
117KHM104 ちえのある人たち
118 忠義な動物
119KHM105 蛇のお話・ひきがえるのお話
120KHM106 かわいそうな粉ひきの若いものと小猫
121KHM107 旅あるきの二人の職人
121イ からす
122KHM108 ハンスぼっちゃんはりねずみ
123KHM109 きょうかたびら
124KHM110 いばらのなかのユダヤ人
125KHM111 じょうずなかりゅうど
126KHM112 天国のからさお
127KHM113 王さまの子どもふたり
128KHM114 ちえのあるちびっこのしたてやさんの話
129KHM115 くもりのないおてんとうさまはかくれてるものを明るみへだす
130KHM116 青いあかり
130イ ランプとゆびわ
131KHM117 わがままな子ども
132KHM118 三人軍医
133KHM119 シュワーベン七人男
134 なまけものとかせぎ者
135KHM120 三人の職人
136KHM121 こわいものなしの王子
137KHM122 キャベツろば
138KHM123 森のなかのばあさん
139KHM124 三人兄弟

岩波文庫(四)〈児童および家庭お伽噺〉51編
140KHM125 悪魔と悪魔のおばあさん
141KHM126 実意(じつ)ありフェレナンドと実意なしフェレナンド
142KHM127 鉄のストーブ
142イ 白鳥王子
143KHM128 なまけものの糸くり女
144KHM129 名人四人兄弟
145 ライオンと蛙
146KHM130一つ目、二つ目、三つ目
147 兵隊と指物師
148KHM131 べっぴんさんのカトリネルエとピフ・パフ・ポルトリー
149KHM132 狐と馬
150KHM133 おどりぬいてぼろぼろになる靴
151KHM134 六人のけらい
152KHM135 白い嫁ごと黒いよめご
153KHM136 鉄のハンス
153イ やまおとこ
154KHM137 まっくろな三人のおひめさま
155KHM138 ずんぐりやっこと三人のせがれ
156KHM139 ブラーケルの小娘
157KHM140 眷属(けんぞく)
158KHM141 小羊と小ざかな
159KHM142 ジメリの山
160KHM143 旅にでる
161 餓死(うえじに)しそうな子どもたち
162KHM144 ろばの若さま
163KHM145 親不孝なふすこ
164KHM146 かぶら
165KHM147 わかくやきなおされた小男
166KHM148 神さまのけだものと悪魔のけだもの
167KHM149 うつばり
168KHM150 こじきばあさん
169KHM151 ものぐさ三人兄弟
170KHM151a ものぐさ十二人おとこ
171KHM152 牧童
172KHM153 星の銀貨
173KHM154 くすねた銅貨
174KHM155 おみあい
175KHM156 ぬらぬらの亜麻のかたまり
176KHM157 親すずめと四羽の子すずめ
177 憂悶聖女(ゆうもんせいじょ)
178KHM158 のらくら国のお話
179KHM159 ディトルマルシェンのほらばなし
180KHM160 なぞなぞばなし
181KHM161 雪白と薔薇紅
182KHM162 ちえのあるごんすけ
183KHM163 ガラスのひつぎ
184KHM164 ものぐさハインツ
185KHM165 怪鳥(ばけどり)グライフ
186KHM166 強力(ごうりき)ハンス
187KHM167 天国へ行った水のみ百姓
188KHM168 リーゼのやせっぽち
189KHM169 森の家
190KHM170 苦楽をわかつ

岩波文庫(五)〈児童および家庭お伽噺〉33編
191KHM171 みそさざい
192KHM172 かれい
193KHM173 「さんかのごい」と「やつがしら」
194KHM174 ふくろう
195KHM175 お月さま
196 ふしあわせ
197KHM176 じゅみょう
198KHM177 死神のおつかいたち
199KHM178 プフリーム
200KHM179 泉のそばのがちょう番の女
201KHM180 エバのふぞろいの子どもたち
202KHM181 池にすむ水の精
203KHM182 こびとのおつかいもの
204 えんどうまめの試験
205KHM183 大入道と仕立やさん
206KHM184 くぎ
207KHM185 お墓へはいったかわいそうなこぞう
208KHM186 ほんとうのおよめさん
209KHM187 兎とはりねずみ
210KHM188 つむと梭(ひ)とぬいばり
211KHM189 ひゃくしょうと悪魔
212KHM190 つくえの上のパンくず
213KHM191 あめふらし
214 強盗とそのむすこたち
215KHM192 どろぼうの名人
216KHM193 たいこたたき
217KHM194 麦の穂
218KHM195 どまんじゅう
219KHM196 リンクランクじいさん
220KHM197 水晶の珠
221KHM198 マレーン姫
222KHM199 水牛の革の長靴
223KHM200 黄金の鍵

岩波文庫(五)〈児童の読む聖者物語〉10話
224(I)KHM201 森のなかのヨーゼフ聖者
225(II)KHM202 十二使徒
226(III)KHM203 ばら
227(IV)KHM204 貧窮と謙遜は天国へ行く話
228(V)KHM205 神さまのめしあがりもの
229(VI)KHM206 三ぼんのみどりの枝
230(VII)KHM207 聖母のおさかずき
231(VIII)KHM208 おばあさん
232(IX)KHM209 天国の御婚礼
233(X)KHM210 はしばみの木のむち

岩波文庫(五)〈断篇〉7話
234(I)KHM211 絞首架の男
234イ(II) 黄金の脚 (附録)じゅばんの袖
235(III)KHM212 しらみ
236(IV)KHM213 つわものハンス
237(V)KHM214 靴はき猫
238(VI)KHM215 悪人のしゅうとめ
249(VII)KHM216 民謡体の童話断篇

岩波文庫(五)〈グリム兄弟の遺稿中の童話〉9話
240(I)KHM217 恩を忘れない亡者と奴隷からすくわれた王女
241(II)KHM218 貞女
242(III)KHM219 柩のなかの王女と番兵
243(IV)KHM220 こわがる稽古
244(V)KHM221 ペーテル聖者の母
245(VI)KHM222 犬が猫と、猫が鼠となかのわるいわけ
246(VII)KHM223 犬と犬とが嗅ぎっこするわけ
247(VIII)KHM224 耳のいい人と脚の早い人と息の強い人と力の強い人
248(IX)KHM225 鼠と腸詰との話

♪最初の訳が大正時代なので、言葉遣いが古めかしいです。それでも、決定版からはずされた話も入れたり、話によって詳細な解説も付いていますので、民話の研究には抑えておきたい本です。

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[2006/09/16]
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